過去ログ - P「手探りで」藍子「手を繋いで」
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/10(木) 23:19:29.80 ID:IxvptBDU0
ちひろ「薫ちゃんと、茜ちゃんと、イヴちゃん。揃って帰るそうなので……いまここにいない子全員ですね」
P「あの3人だけで?」
ちひろ「はい」
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2013/01/10(木) 23:40:37.32 ID:IxvptBDU0
P「しょうがない、たぶん大丈夫でしょうけど、一応迎えに行ってきますね」
ちひろ「行ってらっしゃい、……と言いたいところですが、お仕事の方はいいんですか?」
P「う……それもそうなんですが」
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2013/01/10(木) 23:51:18.79 ID:IxvptBDU0
未央「プロデューサーも、たまには残業ナシで帰りたいでしょ?
ちっちゃい子達の面倒は私達が見るから、プロデューサーはお仕事! ね?」
P「ちっちゃい子達って、お前より年下なの薫だけだろうよ……」
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2013/01/11(金) 00:09:47.71 ID:UFENIQIR0
………………………… ◇ …………………………
P「…………」
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/11(金) 00:17:35.00 ID:UFENIQIR0
ちひろ「珍しいじゃないですか、いつもならプロデューサーさんが『クソッ、また搾取かよ……! 鬼! 悪魔! ちひろ!』と投げて
私が『そこらの低級怪異ごときと同列に見てくれるなよ』と返す流れなのに」
P「今そんな茶番を演じる余裕はないです」
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2013/01/11(金) 00:28:23.97 ID:UFENIQIR0
ちひろ「これは、プロデューサーさんも頭を悩ませるわけですね……」
P「ええ。本人にやる気がないわけでは決してないんですが、今ひとつ積極性に欠けるというか……」
ちひろ「なるほど。ガンガンいこうぜって子じゃあないからなあ……藍子ちゃん」
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2013/01/11(金) 00:44:25.85 ID:UFENIQIR0
ちひろ「むしろ下がってます?」
P「そんなことはない……とも、言えないんですよね。悩ましいことに」
ちひろ「ふむ……ところでプロデューサーさん」
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/11(金) 00:52:48.46 ID:UFENIQIR0
ちひろ「有り体に言ってピンチです」
P「ピンチですか」
ちひろ「パッションフルーツピンチ」
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2013/01/11(金) 01:00:50.64 ID:UFENIQIR0
ちひろ「事務所の収入を仮に100としましょう」
ちひろ「収入からみんなの分の給料を引いて、レッスン代、光熱費、その他事務所の経営にかかる費用を引くと、残りは20ほどです。
交通費、会場代などの諸経費が30〜40ですので、この時点でもう足りません」
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/11(金) 01:12:11.97 ID:UFENIQIR0
P「うーん……俺の給料をもう少し減らすというわけには……」
ちひろ「プロデューサーさん、死ぬ気ですか?」
P「死んでもみんなの面倒を見られるならそれでもいいんですけどねえ」
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2013/01/11(金) 01:30:39.24 ID:UFENIQIR0
P「……わかってますよ、俺はこれでも、腐ってもプロデューサーですから。
藍子がアイドルとしての自分を……少し、諦めかけていることは知ってます。今日も一緒に帰っていて感じました」
P「でも俺は、他の誰にもないほどの、人を笑顔にする力が藍子にあることも知ってます。
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