102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/01/13(日) 01:35:58.91 ID:O3F8ZKCIO
廃ビル付近
ボン太くんは、その短い足から想像もつかないほどに俊敏だった。
同時に走り出したほむらも、遅れてほむらに並んだマミもそれなりに後方で走っている。
先にボン太くん一人で到着していたのだ。
ほむらもマミも、女子中学生とはいえ魔法少女だ。
一般人の走りとは比較にならない速さで駆け抜けていたはずだが、ASに近い構造のボン太くんには敵わなかった。
「なんて出鱈目な速さなのよ…」
肩で息をしながらほむらが感心する。
「ふもっふ、ふもふもも〜」
(どうだ、中々の性能だろう)
一方ボン太くんふほむらとマミよりも速かったにも関わらず、息が一つも乱れていない。
踏んだ場数もさることながら、ボン太くんの性能のお陰でもある。
もっとも、バイラテラル角をかなり急に設定しているため、宗介自身の動きはかなり少なかったのだが。
「『どうだ、中々の性能だろう』
そうね、見直したわ」
「見直すどころか、驚いたわ」
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