過去ログ - ほむら「ラムダ・ドライバ?」
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132:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/01/14(月) 01:33:07.15 ID:QFxisQKIO
キリカは自分の思いをぶつける。

「それでも!私は自分の生きる意味を知りたい!」

織莉子も自分の意思を伝えようとする。

「生きる意味なんて、そこらの女子中学生がわかるわけねーっつーの」

その主張にマオは口を開いた。

「そんななぁ、意味のわからねー契約なんぞで知る意味なんて糞喰らえだ。
人はみんな自分で知っていくものなの、そういうのは!」

珍しくマオは語気を強める。

「第一、そんな願いで神様に「海老を採れ」なんて言われたらどうするの?」

神様のお告げで海老を採れと言うのは宗介の前任者の事だ。

「そんな…私の事を大事に思う人なんていないですし……」

織莉子はマオに言われて軽率が過ぎたと反省するが、キリカの言葉の意味を見出せない。

マオはマオでこんな子供に大声を出した事を反省した。

「居るよ。少なくとも…私は織莉子を大事だと思う…………
初めて、あんな些細な事だけど……私に親切にしてくれたの……織莉子だけだから……」

織莉子はそんな理由で?とも思うが、それだけの為に家まで訪ねたのだ。
本当に織莉子が大切だと思うのだろう。

「だから……お願い…少しでも力にならせて欲しい……
大切に思う人が居ないなんて…言わないで欲しい」


マオはこの流れには割り込めず、脇で(青春だなー)などと考えていた。

そこで、時計をチラリと見る。
中学校はとっくに終わっている時間だろうか。

「じゃ、キリカが愛の告白をした所で、家の落書きでも消そうか。
ほら、行くよ!」

突然何を言い出すかと思えば。
それを聞いて、キリカは顔を赤くした。

「!?
それじゃあ、そ、掃除道具を持って来ますね!」

少なからず、織莉子も動揺しているようだった。
それと、掃除の申し出にも驚いているようで、逃げるように掃除道具を取りに行った。


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