212: ◆Upzc6141AI[saga]
2013/01/22(火) 00:34:31.27 ID:Ke7F7FlIO
「宗介っ!」
後ろからほむらたち、魔法少女全員とまどかが駆けつけた。
「すまない、暁美!この三人を頼んだ!」
宗介はそれだけ言うと、三人をほむらに押し付けて外へと駆け出した。
「中も危険だが、外はかなり危険だ。
魔女の方はなんとかできるか?」
「やらなきゃならないんでしょう?」
校舎の外へ出ようとする。
その前に、向き直りかなめにアクティブな防弾衣とイヤリングを渡す。
「千鳥、これを」
「このコート……レナードのあれ?」
「そうだ。それと、イヤリングには小型の爆弾を仕込んである」
説明を終えると、外へと向かう。
その時。
巨大な人型が遮った。
アマルガムが量産するラムダ・ドライバ搭載型AS
形式上の名前は確か…
「コダールか…!」
そのモノアイは宗介ではなく、校舎のまどかやほむらたちを捉えていた。
「マズイっ……!」
AS規格のアサルトライフルがそこに向けられる瞬間に。
黒い影が乗りかかり、<コダール>は沈黙した。
黒い影の正体はM9だ。
そして、黒いカラーリングにクルツやマオの物とは違う頭部の形状。
「ファルケ…………!クルーゾー大尉か!」
ファルケのスピーカーがオープンになる。
『久しぶりだな、サガラ。
アルはすぐに到着する』
すぐにファルケは大きく跳躍して姿を消した。
「すまない……巻き込むつもりはなかった」
そう言うと今度こそ宗介は校舎から飛び出した。
そして、その先の校庭に。
爆音と共に「何か」が着陸した。
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