279: ◆Upzc6141AI[saga]
2013/02/04(月) 00:46:40.48 ID:ixkX4qjIO
15分後
「戻ったぞ」
玄関を開く音と宗介の声が居間に聞こえた。
「おかえり、ソースケ、テッサ」
「お久しぶりです、カナメさん」
久しぶりに再開した二人は軽く挨拶を交わす。
「お、テッサ一週間ぶり!」
その姿を見たさやかが二番目に迎えた。
さやかは一週間ぶりと言った。
宗介はまだその程度の時間しか経っていないのかと思う。
思えば、ここ数日はかなり忙しかった。
廃工場での一件や、アマルガムとその魔法少女の襲撃など。
そのせいもあって非常に毎日が長く感じた。
「ええ、お久しぶりですサヤカさん」
テッサはそれから全員とも挨拶を済ませる。
宗介はその間に元いた位置へと戻る。
テッサが宗介たちに向き直ると、彼らは一斉に敬礼をする。
「あら、そんな堅苦しいことしなくて大丈夫ですよ?」
それを見たテッサはすぐに敬礼をやめさせようとした。
「流石テッサ」
誰よりも早くクルツはそう言いながらも敬礼をやめて椅子に深く座り込む。
全員が敬礼をした光景を見て、ほむらとマミ、かなめ以外は唖然とした。
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