299: ◆Upzc6141AI[sage saga]
2013/02/14(木) 01:36:00.94 ID:4S4ynx9IO
魔法少女の割と暇な一日
翌日、午前9時、ほむら宅
「それで、一時間早く呼ばれたから来た訳なのだが……」
宗介はほむらの家の玄関を跨ぐと辺りを見回す。
そこにはさやか以外の面々が揃っていた。
「おはよう、相良くん」
マミと目が合ったからか、挨拶をされた。
「ああ、おはよう」
できるだけ自然な風に挨拶を返す。
更によく見れば魔法少女だけではなく、マオにクルツ、クルーゾーとテッサ、それにかなめまで来ている。
「おはようございます、大佐!」
今度はテッサと目が合ったのでキッチリと敬礼をした。
「サガラさん、別にそんなに硬くならなくていいですって…」
昨日と同じ様にテッサは硬い態度を崩させる。
「はっ、わかりました」
「おはよう、ソースケ」
最後にかなめとも挨拶を交わす。
「……美樹以外の全員いる様だな。
それと、頼まれた物も持ってきたぞ」
そう言う宗介の手にはボン太くんが抱えられている。
「そう、これが借りたかったのよ」
「何故ボン太くんを?」
宗介は疑問を抱く。
宗介自身は普段の戦闘用の装備として扱うが、その見た目からはふざけているようにしか見えないし、第一ほむらは魔法少女だ。
到底ボン太くんが必要だとは思えなかった。
424Res/424.43 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。