342: ◆Upzc6141AI[sage saga]
2013/02/21(木) 02:33:03.92 ID:qP+0+ADIO
日本の遥南の島・基地
「さて、私たち<ミスリル>は暁美ほむらさん。貴女を歓迎します」
ほむらは訳もわからないままに連れられて来た基地でどうやら歓迎されている。
「いいじゃんいいじゃん、魔法まで使えちゃうなんて名前の通りって感じじゃねーの?
<ミスリル>って魔法の金属なんだろ?」
クルツは戸惑うほむらに対しても、今までのように楽観的だ。
「とりあえず慣れるために見て回ってください……と、言いたいところなんですが、時間がないのでついて来てください」
テッサに手招きをされると、それについて行く事にした。
「大佐や俺たち以外に言葉が通じないと何かと不便だろう。
俺も一緒に行こう」
後ろからは宗介もついて来る事にいたようだ。
不慣れな場所なのだから、知っている人がいると心強いものだ。
「ホムラさん、こっちです」
そう言われてたどり着いた場所はASの格納庫。
そこには<レーバテイン>やM9が整列している。
<レーバテイン>は一機のみだが。
そこに一つだけ、見慣れないシルエットのASが直立している。
そのASにほむらは目を奪われた。
「見つけたみたいですね。
そのASこそ、貴女へのプレゼントのようなものです」
そのASは。
宗介にしたら嫌な事を思い出させるのかもしれない。
呼ばれていた名は。
<ベリアル>、と。
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