38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/01/11(金) 00:27:42.74 ID:rr1ChsAIO
CDショップ内
(助けて、、、!まどか、、、!)
幻聴なのだろうか。
まどかはCDショップの試聴用のヘッドホンを外すが、その声は頭から離れなかった。
(誰かが、呼んでる、、、?)
声が段々と強くなってくる。
その声のする方向へフラフラと進み、まどかは未改装エリアへと進んでしまった。
「誰?誰なの?」
人がいなくなった事を確認して声を出して捜索を開始する。
更に少し進むと頭上からズタズタになった白い動物のようなものが降ってきた。
慌ててまどかは駆け寄り、抱き上げる。
「酷い怪我、、、!」
見た事もない生き物だったが、素人目に見ても瀕死なのはまどかも理解していた。
ガラガラと物音。
目の前を見ると、この生き物が降ってきた場所から少しだけ見覚えのある人物が二人ほど降りてきた。
暁美ほむらと相良宗介だ。
「そいつから、離れ
「鹿目!離れろ!危険だ、そいつは生物爆弾だ!」
ほむらが警告するよりも早く、宗介は叫んでいた。
「ふえっ!?」
まどかも驚いて、インキュベーターから手を離す。
しかし、爆発など起こる訳もなかった。当然だ、別に爆弾な訳ではない。
だが、その一瞬を宗介は見落とさなかった。
落とされたインキュベーターを一瞬の早業で掴み取り、まどかに気が付かれないように手榴弾引っ掛けて全力で投げ捨てる。
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