391: ◆Upzc6141AI[saga]
2013/03/21(木) 00:57:02.70 ID:/LOoZryqO
「やったか!?」
織莉子の思考にノイズが走る。
392: ◆Upzc6141AI[saga]
2013/03/21(木) 00:57:37.83 ID:/LOoZryqO
見滝原極付近、上空
ワルプルギスの迎撃行動が止まる。
393: ◆Upzc6141AI[saga]
2013/03/21(木) 00:58:32.77 ID:/LOoZryqO
だが、それを宗介は無視するように横切る。
ほむらもそれに続く。
自分でも驚くほどに、ほむらは冷静でいられた。
394: ◆Upzc6141AI[saga]
2013/03/21(木) 00:59:13.65 ID:/LOoZryqO
「空中の方が放熱が楽なんだろう!見ろ、曲がりきってやったぞ」
その宗介の言葉は事実で、二人の眼前にはワルプルギスが佇んでいる。
「アル、全弾くれてやれ。
395: ◆Upzc6141AI[saga]
2013/03/21(木) 01:00:00.29 ID:/LOoZryqO
かなり強力なものだ。
ワルプルギスの進行も止まる。
だが、それだけだった。
396: ◆Upzc6141AI[saga]
2013/03/21(木) 01:01:22.19 ID:/LOoZryqO
頭の中で強く思い描く。
ワルプルギスを押し返すほどの力を。
ほむらには、それが必要なのだ。
397: ◆Upzc6141AI[saga]
2013/03/21(木) 01:02:05.68 ID:/LOoZryqO
同時刻、避難所
「さやかちゃん達、大丈夫なのかな…」
398: ◆Upzc6141AI[saga]
2013/03/21(木) 01:03:35.56 ID:/LOoZryqO
腰をかけたまま、あくまでまどかを見ようとしない。
レナードでも意識したのだろうか、芝居がかった動作で天井を仰ぎ、重々しく口を開ける。
「ホムラは、さ。ずっとマドカの為に一人きりで戦ってたんだよ」
399: ◆Upzc6141AI[saga]
2013/03/21(木) 01:05:16.45 ID:/LOoZryqO
そう言いながら立ち上がる。
ふと、拳銃を持っていた手が軽くなる。
見ると、拳銃は手から離れていた。
400: ◆Upzc6141AI[saga]
2013/03/21(木) 01:05:47.73 ID:/LOoZryqO
時間は遡ってワルプルギス前日、基地
テッサは宗介とほむらを部屋から出すと、レナードと二人きりになった。
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