42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/01/11(金) 00:34:58.98 ID:rr1ChsAIO
「貴方たちね、キュゥべえに乱暴をしたのは」
実際のところは乱暴などのレベルを越えたものであったが、人間を散々利用しようという連中だ。
「誤解だ。あのインキュベ、、、キュゥべえには何者かが爆弾を括り付けて鹿目を暗殺しようとしていた」
宗介は悪い事をしたとは思わなかったが、とりあえず弁明する事にした。
「でもこの子は傷だらけで私に助けを求めてきたの」
そう言うマミの肩の上にインキュベーターがちょこんと乗る。
無傷で新品のぬいぐるの様なそれが。
「傷は私が治しておいたわ。あのままじゃ、危険だったから」
インキュベーターは肩の上で尻尾を揺らしながら、無表情な瞳で二人を見つめた。
マミの言う傷は騙す為にわざと付けた物だろう。
三匹目には手出しせず、新品のまま逃がした筈だ。
「この子は言ってたの。
十字の傷の男と、黒い魔法少女に襲われたって。
爆弾が本当だとしても、やったのは貴方たちじゃないのかしら」
酷い言い掛かりだ、と宗介は感じた。
今になって、爆殺したのは失敗だったと思う。
「勘違いだ。
俺は君たちと敵対行動をとるつもりはない」
攻撃の意思がない事を全員に伝える。
「私もね」
ほむらもそれに続いた。
その際もマミの二人に対する不信感は募っていた。
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