70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/01/12(土) 01:21:39.85 ID:ydrgslRIO
以前は「カエルが飛び込んで水の音がした。それに驚いた新兵が声をあげ、敵部隊に発見され自部隊は大損害を被った」と最もらしい(宗介の中では)事を答えたのだが、ふざけているのだと勘違いされた。
今回はそんなヘマをする訳には行かない。
椅子にに掛けてあるアルに聞こうとも考えたが、それは所謂「カンニング(チート行為)」であり、それ以前に人前でアルに喋らせるのは色々問題がある。
71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/01/12(土) 01:22:34.68 ID:ydrgslRIO
「作戦は失敗し、撤退の最中。
敵の追撃部隊に追われていて万事休すだったが、カエルが池に飛び込んだ音で、敵部隊の新兵が驚いた。
その隙をついて隊長格を射殺し、自分の部隊は撤退に成功した」
これならばどうだろう。
72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/01/12(土) 01:23:11.48 ID:ydrgslRIO
屋上
現代文の授業は散々だった。
答えは間違いだったらしく、更にふざけていると判断された宗介は説教までされる事になった。
73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/01/12(土) 01:23:53.91 ID:ydrgslRIO
この屋上にいるのは宗介とほむらだけだ。
話があるらしく二人だけで、と。
まどかとさやかは別の棟の屋上にいるようだ。
74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/01/12(土) 01:24:38.16 ID:ydrgslRIO
「その他にも、魔法少女についてわかってもらいたいのもあるみたいね。
魔法少女体験コース、だそうよ」
「そんなもの、暁美に聞いた方が早いだろう」
75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/01/12(土) 01:25:22.91 ID:ydrgslRIO
それはそうか、と思う。
確かに、最初から魔女になってくれ!などと言われたら願い事一つで契約するには無理がある。
少ない餌で大きな利益を得ようとするやり方だ。
76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/01/12(土) 01:26:01.83 ID:ydrgslRIO
確かに銃と魔法はかけ離れ過ぎている。
以前にラムダ・ドライバを魔法と称された気もするが、宗介も流石にラムダ・ドライバを現代兵器とは言えない。
「そうか、外見だな。
それなら俺に秘策がある。
77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/01/12(土) 01:27:17.40 ID:ydrgslRIO
「ラージャ。
ホムラ殿は魔法少女の素質は「二次成長期の少女で、人との因果が一定以上と言っていましたね」
アルがほむらに確認をとる。
78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/01/12(土) 01:28:08.92 ID:ydrgslRIO
「そうか、それなら僕が見えるなら納得がいくね」
何処からともなくインキュベーターが現れた。
一連の流れを聞いていたらしい。
79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/01/12(土) 01:29:52.66 ID:ydrgslRIO
別の棟・屋上
さやかはフェンス越しに病院を見つめながら呟いた。
「やっぱりさ、あたしたち馬鹿なんだよ。平和馬鹿。
別に何も珍しいモンじゃなくて。
424Res/424.43 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。