9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/01/10(木) 00:39:15.88 ID:OAq42GrIO
「読書と釣りです。
読書は特にAS関連のものを購読しています。
日本のASファンも大変興味深い内容で、、、」
教室から、あぁやっぱりか、というような声が聞こえた気がして、宗介はまたやってしまった、と考える
「すみません、忘れて下さい」
いけない、このままでは本格的に陣代高校と同じだ。
「どこの出身なんですかー?」
出身を聞かれる。
「アフガンに、ロシア、アメリカ、日本にもいた事もありますが、どの国にも長く滞在した事はありません」
宗介は思わず即答してしまった。
「相良くんは所謂、本物の帰国子女なのです」
あまりに悲惨だと思ったのか、横で大人しく聞いていた早乙女教諭がフォローを入れた。
「そういう事です。よろしくお願いします」
宗介は窮地を救われたような気分だった。
「好きな音楽とかはあるの?」
時間的に最後の質問になるであろう質問。
声を辿ると、桃色の髪の少女だった。
鹿目まどか。
今回の任務の護衛対象だ。
そこまで考えて、宗介は質問に集中した。
(そういえば、クルーゾー大尉がオススメしていたな)
「ClariSです」
そういった後に後悔をした。
クルーゾーは重度のアニメファンである事を思い出したからだ。
「誰、それ、、、」
「すみません、忘れて下さい」
宗介は最後の最後まで地雷を踏んでしまったようで、クルーゾーを少し恨んだ。
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