19: ◆doBINqA5W6[saga]
2013/01/11(金) 00:11:33.57 ID:CasTSGYNo
シスター「あ!賢者様!!お帰りなさいませ!!」
賢者「ただいま帰りました」
赤子「うきゃあ」
20: ◆doBINqA5W6[saga]
2013/01/11(金) 00:12:28.86 ID:CasTSGYNo
シスター「どうなさいました?」
賢者「貴女の下着もたくさん干されていますが…あれは?」
シスター「あ、あれは…母乳の出が悪いので母乳マッサージをしていたらパンツが濡れて…」
21: ◆doBINqA5W6[saga]
2013/01/11(金) 00:12:57.20 ID:CasTSGYNo
〜家の中〜
シスター「これです」パサッ
賢者「こ、これですか!?」
22: ◆doBINqA5W6[saga]
2013/01/11(金) 00:14:17.95 ID:CasTSGYNo
賢者「…はぁ。母乳マッサージの本はこちらです」パサッ
シスター「私はまたなんて恥ずかしい間違いを!//」
賢者「まったく…貴女の慌て者ぶりは竜だったときから変わっていないようですね」
23: ◆doBINqA5W6[saga]
2013/01/11(金) 00:14:44.63 ID:CasTSGYNo
賢者「…まあいいです。それより今度からはそっちの本を見てマッサージなさい」
シスター「えっと…読んでもよく分かりません…」
賢者「しょうがないですね…後で私が手本を見せますから、そんなに落ち込まないでください」
24: ◆doBINqA5W6[saga]
2013/01/11(金) 00:15:16.32 ID:CasTSGYNo
賢者「なるほど…手紙では相談できないことと言うのはそのことなのですね」
シスター「はい。母親は転移と念動と言っていましたが…」
シスター「今はまだ私のいるところに転移してきたり、ミルクのビンを動かしたり、私が部屋を出ようとすると軽く引き止められるぐらいなのですが…」
25: ◆doBINqA5W6[saga]
2013/01/11(金) 00:15:47.75 ID:CasTSGYNo
賢者「エルフは元々幻聴や幻覚、催眠術などの特技を持っています」
賢者「念動は催眠術の応用と考えると説明が付かないことは無いのですが…」
賢者「転移については魔力の消費が激しいのです。それなのにこの子は疲れた様子もない…」
26: ◆doBINqA5W6[saga]
2013/01/11(金) 00:16:25.33 ID:CasTSGYNo
賢者「貴女は父親のことについて、何か聞いてはいないのですか?」
シスター「…」
賢者「…どうしました?」
27: ◆doBINqA5W6[saga]
2013/01/11(金) 00:16:52.46 ID:CasTSGYNo
シスター「…なにがですか?」
賢者「ひとつはこの子の素質についてです」
シスター「素質…ですか?」
28: ◆doBINqA5W6[saga]
2013/01/11(金) 00:17:33.76 ID:CasTSGYNo
賢者「…しかし、腑に落ちないところもあります」
シスター「なにがですか?」
賢者「私たちは確かにエルフの町に寄りましたが…二日ほどですぐに出発したのですよ」
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