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29:1[sage saga]
2013/05/28(火) 03:35:55.21 ID:/O9o0Muuo
――
それから水野の発案で二手に分かれて捜索することになった。
偽海原が確定しても、詳しい場所までは食蜂が読み取っていなかったからだ。
佐円は勘ぐったが、だったら自分は学園都市を把握しているのかといわれて渋々納得する。
わからないものはわからない。これは仕方のないことだ。
能力を考えて食蜂と青井を中心にグループをわける。
なにかあったときのためにレベル5同士である一応食蜂と水野もわけるべきだろう。
と話が進んだ時点で佐円は悪い予感がした。
食蜂「と、いうわけでぇ〜シズさんと一緒だねぇ」
佐円「……、」
結局チームは水野・青井・河崎と食蜂・佐円で分かれた。
佐円は河崎を睨んだが視線をそらされた。年が近い分よりやりにくいのだろう。
――わかるのはわかるが。
佐円は内心でため息をつく。
水野「じゃあそっちはよろしくね〜」
と、ニコニコというよりはニヤニヤとした表情で水野は2人を連れて去って行った。
佐円は腕に絡みついている人物を睨みつける。
佐円「……おい」
食蜂「やぁ〜ん。こわぁーい☆」
食蜂は佐円から腕をを放しておびえる動作をする。
過剰な演技ウザいことこの上ない。常盤台の関係者に見られたらどうするつもりなのか。
などと佐円が考えているとそれを当然のごとく読み取った少女がくすくすと笑った。
、、、、、、、、、、、、、、
食蜂「私の干渉力ならぁ〜。人の目を誤魔化すことなんて簡単だものぉ。……監視カメラはともかくねぇ」
彼女は髪をかきあげその場で一回転した。
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