過去ログ - 隅っこで流れて小ネタを書いてみる
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37: ◆6KRC2KEuIY[sage saga]
2013/05/29(水) 01:51:16.41 ID:JVZLnMJno
電話が終わったのか携帯をしまい一方通行に向き直る。

「じゃあ調書作るから。協力してください」

「めンどい。まかせる」

「りじぇくしょん」
「ReJeCTion」

「「……、」」

一方通行と男の間で沈黙が流れる。
にらめっこに折れたのは一方通行で、溜息をついて顔をそらした。

「これ以上の面倒事は、ごめンなンだよ。じゃあな」

本心だった。白モヤシ等の言葉もあって、ついこの場に残っていたが、本来なら風紀委員や警備員が到着する前にこの場を去りたかったくらいだった。
一方通行は明らかな拒絶を示し、男に背を向けて歩き出す。


「……、仕方ないか。どうせ君は、第一位だもんね」

その言葉に驚く事は無い。一方通行は、いろんな意味で有名だろう。

「だから、何だ?」

一方通行は歩みを止めて振り返る。

「第一位さま…ともなると、風紀委員でも見られる情報って限られるんだよね。能力の説明とかしてくんない?
 能力名『一方通行』ってなにさ」

男は、携帯から書庫を覗いていたのか、一方通行の写真が写っている画面をこちらに見せた。

「そうしたら、後処理はしておくよ?ま、僕がしなくても誰かがやってくれるかもだけど」

第一位というよりも『一方通行』だかからだろうが。
特に黙っておく理由もないと思った一方通行は自分の能力について簡単に説明する。



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