過去ログ - 隅っこで流れて小ネタを書いてみる
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52: ◆6KRC2KEuIY[saga sage]
2013/07/07(日) 22:55:30.87 ID:Tpm9x2cWo
唐突に始まるハルヒ変則設定SS


今日は七夕。
ハルヒがなにか言い出すのはまあ予想通りだった。

願いをかなえてくれるのは織姫と彦星でつまりベガとアルタイル。

その星たちは十六光年と二十五光年離れているわけだから、十六年と二十五年の為の願いを書けと言うことだった。

まあいいだろう。

『金くれ』『犬を洗えそうな庭付きの一戸建てをよこせ』

キョンとしての願いはこんなものでいいだろうか。

俗物ねと言われたが、平凡な願いこそいいのだろうと俺は思うのだが。


果たしてこの世界の先に十六年後、そして二十五年後があるのだろうか。
それは神様にもわからないだろう
それを思ったところで意味は無いので仕方ないし。
だからオレの願いは胸にしまっておく。


〜〜〜〜〜〜


役目を果たして岐路につく途中俺は、曇りなく綺麗に広がる夜空を見上げた。

あの人は、今も一人さびしくいるのだろうか。
今日くらい奇跡が起こってもいいんじゃないだろうか。
ふと、そんなことを考えた。

オレはこの箱庭の世界で、彼女たちと合えたことをうれしく思っているのだから。



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