過去ログ - 姫「ゆ、勇者様っ」勇者「人違いさ」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/11(金) 00:18:24.29 ID:DSSXaBrlo
銃口がこちらを向く。 
 銃弾を避けるのに必要なのは俊敏さではなく、基本に忠実かつ洗練された戦闘技術だ。 
 例えば、躰の何処を狙っているか、などというのはこの際関係ない。 
  
 この得物を扱うということは、そういうことだ。 
  
 ある人間はこれを盾と呼び、またとある人間は剣と呼ぶ。 
 それはどちらも正しく、またどちらも間違いだ。 
  
 剣が進歩したモノではないし、盾が進化したわけでもない。 
  
 これは云わば、壁だ。
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/11(金) 00:26:01.33 ID:DSSXaBrlo
 剣と呼ぶには鈍で、盾と呼ぶには攻撃的だ。 
  
 どちらつかずの中途半端、というわけではなく、そもそもそれらとは一線を画する。 
  
 まるで柄のついた壁だ。 
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