過去ログ - 姫「ゆ、勇者様っ」勇者「人違いさ」
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/11(金) 01:16:46.58 ID:DSSXaBrlo
「おい、起きろ」
「起きてますよ。まったく、さっきのはなんだったんですか?」
僕はまた負けた。
正味、この人に勝ったことがない。
「ああ、スタングレネードだ」
「いつの間に」
「戦闘訓練の30分前に」
「そんな、ずるいっ!!」
僕がウォールブリンガーを投げる地点を予測し、あらかじめ埋設しておいたようだ。
ピンと腰のベルトをピアノ線で繋ぎ、吹き飛ばされた際にピンが外れるように細工を施していたらしい。
まったく気づかなかった。おそらく、ウォールブリンガーの視界が制限されるという弱点を利用したのだろう。
そんなことを、少佐はうれしそうにしゃべっていた。
全ては、僕の悔しそうな顔を見る為らしい。
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