過去ログ - 御坂「あんたなんて」食蜂「大嫌いよぉ」
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98:>>1[saga]
2013/01/12(土) 01:10:51.49 ID:DfwHrfDAO
〜Summer Days〜

上条『夏期講習もあんだし、夏休みの宿題無しにならねえかな』

食蜂『大変ねぇ受験を控えてる三年生(せんぱい)としてはぁ』

上条『良いよな一年生は。あーあ、読書感想文何にするか……』

それから時々、私と彼は街中で出会した。その中でわかった事は、彼が私より二つ年上の三年生って事。
それから私の能力が通じない事、なのにレベル0って事、後は頭が悪いって事と、それからそれから――

上条『いいや!今年の読書感想文は桃太郎!これで決まりだ!』

食蜂『えぇ〜』

上条『そうと決まれば糖分補給で脳に栄養送んねーと。あのー』

店員『はい』

上条『エクレア下さい。俺とこいつの二人前。で、良いよな?』

食蜂『あれぇ?今月遊びまくって残高力ヤバいって言って……』

あんまりお金がない事とか、男の子なのに甘いものが好きな事。

上条『うん、軍艦島に皆でキャンプしに行ったら空っけつになった。意外と金かかるんだな。ああいうの』

笑った顔が可愛かった。私が今頬杖を付いて眺めてる横顔が――

食蜂『(軍艦島って何の事かしらぁ?)じゃあお言葉に甘えて、二個と言わず二十個くらい頼んじゃお☆』

上条『』

好きだった。

〜13〜

ステイル「くっ……」

神裂と御坂が死闘を繰り広げる中、ステイルもまた立ち上がる。今ここで立ち上がらなければ全てが――

上条『ステイル、俺にもしもの事があった時はインデックスを頼む。こればかしはお前にしか頼めねえ』

あの世界で最も気にいらない男と交わした最後の、否最期の約束を違えてしまう。それはステイルの……
プライドに関わって来る。同じ女を愛した一人の男として。故にステイルは血塗れの身体を引きずって。

上条『これは心配性過ぎるかも知れねえけど、もし御坂がイギリスまで俺を追い掛け来たその時は――』

ルーンを再配置し、魔力を込め、忌々しい記憶ごと焼き払った。

上条『……あいつを追い返してくれ。それから伝えて欲しい。“俺は最低の彼氏だったけど、お前は”』

ステイル『MTOWOTFFTOIIGOIIOF IIBO LAIIAOE IIM HAIIBOD IINFIIMS ICRMMBGP!」

亡き友との誓いが為に。




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