過去ログ - 勇者「ここが勇者学校か」 貴族生徒「何お前?」
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135:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/18(金) 20:35:21.15 ID:axzMoDH30

女生徒「今でこそ勇者が何度もこらしめてたり平民生徒の成績が良かったりで生徒達からの差別はほとんどないけど、最初は平民出が同じ空間にいるなんて在り得ないっていう空気だったものね。平民生徒が女の子だって分かってたら貴族生徒もどんな嫌がらせしてきたか分かったものじゃないし」

平民生徒「うん・・。僕も最初は平民出でこんなところに来て良かったのかなって怯えてたけど、勇者のお陰で胸を張って『勇者』を目指せるよ」

女生徒「でも、張るほどの胸が無いんじゃない?」

平民生徒「あ、女生徒それはひどいよ!」

女生徒「あらごめんなさい」クスクス

勇者「いやー、大量大量。って、なんか楽しそうだな」

女生徒「当然よ、私達仲良しなんだから」

平民生徒「うん、僕は勇者も含めて親友だと思ってるよ」

女生徒「私は勇者は普通の友達くらいね」

勇者「友達だと思われてただけでほっとしたから大丈夫。火球呪文!」

ボッ

勇者「干し肉干し肉〜♪木の棒で、刺す!そしてそれの持ち手の方を焚き火の側に、刺す!!」

平民生徒「結局勇者のお母さんにお弁当作ってもらわなかったんだ」

勇者「せめて家以外でくらい勘弁してくれよ・・・」

女生徒「あなた、自分のお母様の料理が嫌いなの?」

勇者「また面倒そうな食いつき方を・・・平民生徒、食った料理の詳細を伝えてやれ」

平民生徒「ごめん、あの料理に関しては僕は何も喋らないことにするよ」

女生徒「平民生徒がフォローしないなんて、そんなにひどいの・・・?」

平民生徒「・・・・」

勇者「それはもう大変だった。平民生徒も頑張ったんだけど途中で気絶しちまってな」

女生徒「気絶!?食事していて気絶ってどういうことよ・・・」

平民生徒「・・・・」

勇者「今度お前も招待してやるよ」

女生徒「え、ええ、覚悟しておくわ」

勇者「まぁ平民生徒が料理教えてたしマシになってるかもしれないけどな」

女生徒「それだと少し残念な気もするわね」

勇者「おいおい、度胸試しじゃないんだから・・・」

ガサッ

勇者「ん?」


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