過去ログ - 勇者「ここが勇者学校か」 貴族生徒「何お前?」
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137:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/18(金) 21:04:09.25 ID:axzMoDH30

勇者「・・・」チラッ

獅子魔物「・・・・」

勇者「うわー、これもう死んだ、絶対死んだ」

獅子魔物「・・・・」

ズシャッ ズシャッ

勇者(うわぁ、こっち近づいてくるし!こんなところで死ぬのか俺は・・・!)

勇者(いや、ここで俺が死んだらあとの二人もすぐに殺されてしまう。まだ死ねない。どうせ死ぬにしても、せめて二人が逃げられるだけの時間を稼いでから死んでやる・・!)

獅子魔物「坊主、危ないところだったな」

勇者「・・・へ?」

獅子魔物「夜になると犬共が活発になるから気をつけた方が良いぞ」ポンポン

勇者「もしかして、言葉が分かる・・・のか?」

獅子魔族「ワシは魔物ではなく魔族だからのう」

勇者「じゃあ、さっきのは俺達を助けてくれたのか・・・。ありがとう、勘違いしてすまなかった」

獅子魔族「なぁに、平和になったとは言えこの姿、怖がられるのには慣れておるわ」

タッタッタッ

平民生徒「勇者、大丈夫?危ないところありがとうございました」

女生徒「ありがとうございました」

勇者「お前らがあんなやつだとは思わなかったぜ」

女生徒「助かったんだから良しとしましょう」

勇者「それ普通俺の台詞だからな?」

獅子魔族「はっはっは。お主らはこんな時間にどうしてこんなところにおるのだ?」

勇者「修行に来たんだけど中々良さそうな場所が無くて、仕方ないから野宿しようとしてたんだ」

獅子魔族「なるほどのう。それならワシの家に来ないか?夜のこの森は坊主らにはまだ危険だ」

勇者「おー、いいのか?」

獅子魔族「誰も彼もすぐに逃げて行きおるから話相手が欲しかったところだ、遠慮はしなくていい」

勇者「どうする?」



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