過去ログ - 勇者「ここが勇者学校か」 貴族生徒「何お前?」
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140:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/18(金) 22:10:56.03 ID:axzMoDH30


〜〜


勇者「いや、しっかり男女別れてるってどうよ。どれだけもてなす気でこの家作ったんだよ獅子魔族さん・・・」

勇者「まぁ、魔物と対峙しただけで嫌な汗かきまくったし疲れたからゆっくり堪能しよう」


〜〜


勇者「ふー、さっぱりした。あ、獅子魔族さん」

獅子魔族「もうあがったのか。もう少しで食事の支度が出来るから少し待っておれ」

勇者「お、おう。これでも結構のんびりしてたつもりだったんだけど・・・そういや用意してあったこの服は着ても良かったのか?」

獅子魔族「もちろん、お客様用に置いてある物だ、遠慮なく使うと良い」

勇者「いたれりつくせりってやつだなほんと・・。鎧は重いしその辺に置いとこう」

勇者「俺も長く入ってたつもりだったけどやっぱり女は長いもんなのか・・?」

獅子魔族「身だしなみに気を遣うものではないのか?」

勇者「普通はそうなんだけど、あいつらはなんていうか普通と違うからな」

獅子魔族「ほう、どう違うんだ?」

勇者「話すと長いんだけどな」


〜〜


勇者「っていうわけなんだよ」

獅子魔族「ほう、人間と魔族間のトラブルを解決する『勇者』になるための学校とは・・・。主らのような人間がその『勇者』になるのならワシら魔族も平和に暮らせるようになるかもしれんのう」

勇者「ああ、俺達がそういう世界を作って見せるさ」

平民生徒「あ、勇者はもうあがってたんだ」

女生徒「こんな森の中でお湯に浸かれるなんて思ってもみなかったわ・・」

勇者「お、二人共あがったのか。なんか鎧もつけてないし寝巻きだしですごい新鮮だ」

平民生徒「こういうの久しぶりに着たけどやっぱり僕なんかじゃ似合わないよ・・・」チラッ

女生徒「そんなに気にしなくてもいいじゃない。それに、私達は『勇者』になるのが一番よ」

平民生徒「うん、そうだね」

獅子魔族「ワシも応援しておるぞ」

女生徒「ありがとうございます」

平民生徒「そっか、『勇者』になれば獅子魔族さんみたいな怖がられてる人達の助けにもなれるんだね・・!」

勇者「おう、そんな話を丁度してたところなんだ。そんな世界を俺達が作る、ってな」

女生徒「あら、勇者にはちょっと難しいんじゃないかしら?」

勇者「なにをー!?」

ワイワイ ガヤガヤ




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