過去ログ - 勇者「ここが勇者学校か」 貴族生徒「何お前?」
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154:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/19(土) 23:06:26.64 ID:SMriIOSY0


〜こうして一週間が過ぎました〜


勇者「今日もよく修行したなー」

平民生徒「うん、そうだね」

女生徒「勇者ってなんだかあまり素早さとか上がってないような感じがするんだけれど、どうなの?」

勇者「んー、なんか自分自身でも結構前から変わらない気がする。なんでだろうな」

女生徒「成長の限界・・・」

勇者「怖いこと言うな!」

獅子魔族「おかえり、今日もよく修行してきたみたいだのう。もう真っ暗だ」

勇者「ただいま、もうばっちりだぜ」

獅子魔族「そうかそうか、お湯も沸かしてるから浴びてくるといい」

勇者「ん、いつもありがとうな」

獅子魔族「好きでやっておるのだから気にするなといつも言っておるだろうに」

勇者「そうは言ってもやっぱりありがたいしなぁ」

タタッ

猫魔物「ニャー」

獅子魔族「・・・ふむ、分かった、すぐ向かおう。ほれ、報酬だ」ポイッ

猫魔物「ニャー」カプッ タタッ

勇者「どうしたんだ?」

獅子魔物「いや、主らと同じくらいの年の坊主共が6人程森でさ迷ってるらしくてのう。もう暗いし魔物に襲われてはいかんからちと迎えに行ってくる」ノッシノッシ

勇者「分かった、いってらっしゃい」

勇者「俺達と同じくらいか・・。こんな時間にこんなところにいるなんて、もしかして俺達みたいに修行でもしに来たのか・・・?」

平民生徒「獅子魔物さんなんだか嬉しそうだったね」

勇者「お客様が増えるんだからそりゃあ嬉しいだろうさ」

女生徒「うーん・・・」

勇者「女生徒、どうしたんだ?」

女生徒「今思い出したんだけれど、お休みが始まる前に貴族生徒に遊びに誘われたのよ。それで迷いの森に修行に行くからって断ったんだけど、何か企んでそうな顔してたわ・・・」

平民生徒「企んでそうな顔っていうのもなんだか酷いね」

勇者「つっても貴族生徒だしな・・・嫌な予感がする、俺達も行ってみないか」

女生徒「ええ、そうしましょう」

平民生徒「僕も行くよ」




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