過去ログ - 勇者「ここが勇者学校か」 貴族生徒「何お前?」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/12(土) 23:01:22.13 ID:3H98gJyK0

勇者「身体や剣の腕なんかは父さんに習ったしさ。直接指導受けたのは小さい頃だったからどんな人だったかあんまり覚えてないけど・・・」

勇者母「お父さんかー・・・とっても素敵な人だったわよ。かっこよかったしなによりとっても強くてやさしかったの。お母さんも助けられたのが出会いだったのよ?」

勇者「それもう何回も聞いたって。色々なところを旅したんだろ?」

勇者母「仲間の人達とね。楽しかったわ・・・」

勇者「今じゃ魔王もいないのにあんまり平和って感じじゃないから、気楽な旅なんて出来ないんだろうなー」

勇者母「お話はこれくらいにして、準備出来た?」

勇者「んー、剣とか鎧って持込可だったっけ?」

勇者母「確か大丈夫だったと思うわ」

勇者「じゃあ・・・」

勇者母「・・・」ニヤニヤ

勇者「何?」

勇者母「別になんにもないわよー?」

勇者「・・・鎧は置いていこうかな」

勇者母「もう、そんなに照れることないでしょ!ほら、お父さんの形見の鎧、着ていくんでしょ?」

勇者「ま、他に鎧持ってないし少し重いけど我慢してやるかな」ガシャガシャ

勇者母「ほんとにもうこの子ったら」クスクス

勇者母「あ、分かってると思うけど力加減はしっかりね。みんな鍛えてると思うけど・・・多分同じ年代でも勇者はかなりレベルが高いから」

勇者「えー、仮にもあの勇者を目指すような連中なんだから大丈夫だって」

勇者母「そうだと良いんだけど・・・」

勇者「母さんはいつも心配しすぎなんだってば」

勇者母「うん・・・。じゃあ気をつけていってらっしゃい」

勇者「行って来ます。転移呪文!」シュンッ


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