過去ログ - 勇者「ここが勇者学校か」 貴族生徒「何お前?」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/12(土) 23:20:15.04 ID:3H98gJyK0


▽王都(6の都)


勇者「よし、到着。ここなら人目につかないし着地地点に選んで正解だったな。早く学校とやらに向かおう」

テクテク

勇者「ここが勇者学校か」

貴族生徒「何お前?」

勇者「え、俺?」

貴族生徒「そう、お前だよ」ニヤニヤ

取り巻き「・・・」ニヤニヤ

勇者「やだなー、人違いですよ」スタスタ

貴族生徒「お前だって言ってるだろ!?」

勇者「ちっ・・・。それで、俺に何か用?」

貴族生徒「んんっ。僕は貴族生徒だ。この勇者を育てるための学校に推薦されてやってきたのさぁ!」

勇者「はぁ」

貴族生徒「やはり勇者は僕の様な高貴な人間にこそ相応しい称号だ。王都の連中はよく分かってるよなまったく!」

勇者「へぇ」

貴族生徒「そして聞いて驚くなよ?なんと僕の祖父はあの魔王を倒した勇者のパーティーの一員で、僕の父さんはこの学校の校長なのさ!どうだ、すごいだろ!」

勇者「はぁ」

取り巻きA「お前人の話聞いてないだろぉ!?」

勇者「いやいや、ちゃんと聞いてるって。お前一分間でゆで卵10個も食えるなんてすごいねー」

取り巻きB「やっぱり聞いてないじゃないか!」

勇者「ったく、なんなんだよお前は。朝からぎゃあぎゃあと・・・」

貴族生徒「ふんっ、なんなんだはこっちの台詞だよ。どうしてこの選ばれた者だけが通う学校にお前みたいなみずぼらしい奴が来てるんだ?何か汚い手でも使ったのか?」ニヤニヤ

取り巻きA「そういや平民からの一般入学が2人いるって噂ですよ貴族生徒さん」

貴族生徒「平民か、どうりできったない鎧着てると思ったよ!はっはっはっはっは!」

取り巻き「ははははは!」




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