過去ログ - 【安価】京太郎「救われぬ愛に救いの手を」 豊音「4本場だよー」
↓
1-
覧
板
20
539
:
◆VB1fdkUTPA
[saga]
2013/01/13(日) 21:25:43.24 ID:Itsf4tojo
声が聞こえた。
ドアが開く音は、無かった。
いや、気づかなかったのか。
視線を、俺の背後。
ドアへと向ける。
そこには、二人。
シロ先輩。
そして、エイスリン先輩が居た。
エイスリン先輩は、笑顔。
違和感すら感じるような、満面の笑み。
反対に。
シロ先輩は。
先輩は……。
シロ「何、してたの?」
何処か、怖い声で。
塞さんを、見ていた。
塞「ああ、シロ。おかえり。いや、ちょっと京太郎君と話してただけ―――」
シロ「答えて、塞」
ふらり、ふらり。
浮遊するように一歩。
また一歩と、近づくシロ先輩。
その動きに、生気はない。
びくり。
少し震えた塞さんが短く、「あ、ああ」と声を搾った。
塞「団体が、試合が終わったからね。もう私も部長なんかじゃなくて、京太郎君の友達として呼び方を変えたんだ」
シロ「京太郎」
京太郎「本当です」
嘘を言わせない。
そういう空気がある。
シロ先輩が俺を見た。
何を考えているか分からない、暗い瞳が俺を写している。
そのままゆっくりと、口を開くのが見えた。
シロ「私も―――先輩、なんて言わなくていい、よ」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
1002Res/160.22 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 【安価】京太郎「救われぬ愛に救いの手を」 豊音「4本場だよー」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1358001527/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice