過去ログ - 東方仮面変身祭―――さぁ、ショータイムだ―――
1- 20
3: ◆bdznns9h.Moa[saga]
2013/01/13(日) 23:36:20.92 ID:jkwoAgWd0



@上白沢慧音の寺子屋



春、寒く厳しい季節を乗り越えた植物達は一斉に芽吹き、花を咲かせ、山や草原を彩っている。風は春の暖かな空気や花びらを運んでいた



青い服に特徴的な帽子を被り、上白沢慧音は暖かな光が入り込む教室でいつも通り授業を行っていた



慧音「約一年前、怪人と呼ばれる者達が幻想郷中に溢れ出したのは皆も知っての通りと思われます。怪人にほぼ共通しているのは人の形に動物や虫
   植物のような特徴を足したような姿をし、人や妖怪、妖精達を無差別に襲うということです。怪人達は皆生命力が非常に高く並大抵の
   攻撃ではかすり傷程度しか傷つきません。間違っても戦おう等とは思ってはいけませんよ。そしてこの”異変”には様々な説があり
   ”月の民が開発した新兵器”というものもあれば”高度な技術を持った外来人が密かに行った実験が失敗し幻想郷中に溢れた”
   というもの”守矢だ””また守矢か……””いい加減にしろ守矢!!”などというのもあります。しかし、これらは全てが憶測の域を出ない
   もので、出鱈目とも言えます。確かに分かっていることはこの異変にはもう一つ、仮面ライダーという存在が関わって……」



そこまで言って、ふと壁にかけてある時計をみると丁度授業時間の終了間際だった



慧音「……では中途半端ですが、今日はここまでです。宿題は現在確認されている怪人たちの種族名を書いてくる事。忘れたりするのはもちろん
   誰かのを写したのが分かった時は男女平等に頭突きをお見舞いしますので。先生の目は誤魔化せませんよ」



笑顔でそう告げると、恐らく他人の宿題を写すつもりだったのか、奥のほうにいた男の子数人が「え〜そんな〜」とでも言いたげに
机に突っ伏す姿が見えた



そして、授業の終わりを知らせるチャイムが鳴った





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
244Res/199.79 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice