過去ログ - 東方仮面変身祭―――さぁ、ショータイムだ―――
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38: ◆bdznns9h.Moa[saga]
2013/02/04(月) 21:23:34.00 ID:eT9skUhG0



慧音「ま、待って下さい!彼はカブトと言って私を助けてくれたんです!」



慧音はカブトを庇うため妹紅の前に立つ



妹紅「そ、そうなのか……ごめん。早とちりだったな」



その様子が脅し等ではなく本心からの言葉だと分かった妹紅はカードを下ろす


                       【Clock Up】
                       【Clock Over】


カブト「へぇ、驚いたわね。まだ完全に変身出来無いんだ」

妹紅「え?なっ!お前!」



妹紅が振り返るとカブトはいつの間にか背後を取り妹紅のライダーカードを手に取っていた

通常、ライダーカードにはライダーの姿が描かれているのだが妹紅のカードには薄い影が掛かっていた。ライダーカードは”声”を聞いたもの全員が
持っている。だが、持っているもの全員がすぐに変身できたというわけではない。絵柄がはっきりしない者や何も映っていない者は何らかのきっかけ
があって初めて変身できるようになったのだ。曰く、ライダーになるにはそのライダーに相応しい者しかなれない、と言われている

妹紅の場合、武器こそ出せるものの変身するには至っていなかった



妹紅「ほっといてくれよ。ていうか返せ」

カブト「はい」

妹紅「全く。……変身できればそんなに偉いのかよ」



嫌味を言いながらカードをひったくるように取り返す

妹紅は変身が出来無いことを不満に思っていた。別に、バトルロワイヤルに参加したいという訳ではない。どちらかと言えば慧音のように
バトルロワイヤルとは別の使い方をする方がいいと思っているし、慧音の力になりたいとも思っている。だが、今の自分では慧音が苦戦するような怪人
と戦えるとは思えないし、ましてや他のライダーと戦う事など不可能だ

どうすれば仮面ライダーになれるのか、それが妹紅には分からなくて、不満だった






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