過去ログ - 東方仮面変身祭―――さぁ、ショータイムだ―――
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6: ◆bdznns9h.Moa[saga]
2013/01/13(日) 23:54:38.16 ID:jkwoAgWd0



鈴仙「……姫様」

輝夜「どうしたの?……って本当に何、どうしたの!?」



台所、エプロンを着け朝食の準備を進めよとすると、化け物を生み出しそうなほどに絶望に染まったかのような、とにかく酷い表情をした鈴仙が現れた



輝夜「ま、まさか朝早くから永淋にろくでもない新薬の実験に付き合わされて出た副作用!?大変!すぐ医者を呼ばないと!」



慌てふためく輝夜だったが、「違うんです」という言葉に視線を戻すと鈴仙は目に涙を浮かべていた



鈴仙「遺憾ながら……グスッ……誠に遺憾ながら、姫様を永遠亭から追放することが決定しました」

輝夜「」

輝夜「……え?……は?いやぁ、ははっ……いやいや、意味わかんないわよ?」

鈴仙「し、師匠が、近頃の…グスッ、姫様は威厳を、無くしてしまわれたと、グスッ…おっしゃってぇぇ」



零れ落ちる涙でぐしゃぐしゃになった顔を拭いながら、嗚咽で途切れながらでも伝えねばならぬ事を伝える



鈴仙「姫としての威厳を取り戻すまでは……永遠亭の敷居を跨がせない、と」

鈴仙「ですがこの鈴仙の魂は何時いかなる時でも姫様と共にあります!!どうか、強く生きてください!!」

輝夜「っは……はは、冗だ」



冗談よね?



その言葉が無意味なものだということは既に分かっていたのに、現実を否定したくて思わず口から零れかけた



いつの間にかつけていたエプロンを床に叩きつけ、台所を飛び出していた






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