過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」智美「23だぞー！」【鶴賀】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」智美「23だぞー！」【鶴賀】

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109: ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2013/01/14(月) 19:29:11.21 ID:hPG4sFUP0
智美「……私は、そういうことわからないけど」

智美「答えもわからないし、どうしたらいいかわからないけど」

智美「でも……」

智美「ええと……私がいるから、大丈夫だぞー？」

智美「……いや、ちょっと違うな、えっと……」

智美「わ、ワハハ！」

智美「とりあえず、京太郎は一人じゃないし、えっと……私がいるから……」

智美「その……悩みのこととか、解決できないけど、えっと……」

智美「……『私』で埋められないかー？」

彼女の小さな胸に顔を埋めたまま、その声を聞いていた。

しんしん、と染み渡るように一言一句が俺の耳から全身に広がる。

それこそ、さっき飲んだホットミルクのように、ゆっくりと俺の心を落ち着ける。

智美「ワハハ……んー……やっぱり上手くいえないけど」

智美「えっと……」

京太郎「……いえ、大丈夫です」

智美「……ん、そっかー」

落ち着いた。

考えなければいい……なんて解決方法としては最悪かもしれないけれど。

けれど、今ここに智美がいて。

「あーっ！お母さんとお父さんが抱き合ってる！」

京智「」ﾋﾞｸｯ

「いーけないんだ、いけないんだ、先生にいってやろーっ！」

智美「ちょっ、なんでそんなに大きな声で！？」

「ふぁ……うぅ……うるさい……」

「……あ、本当だ」

「ね、本当でしょ？」

「……おかーさんもやるときはやる子」

「よーし、このままお姉ちゃんも起こして……」

「もう起きてるわ」

「牛乳のみに来たのに……こんな場面を見ちゃうなんて」

「……さ、帰るわよ、二人とも」

「えー」

「……もっとキスとかみたい」

「馬鹿ね、今からそんなの目じゃないくらい見せられないようなことするのよ」

智美「しないぞ！？」

智美「ストップストップ、勘違いしてる、三人とも勘違いしてる！」

……それと、三人の娘がいて。

三人だぜ三人。

誰も彼もが愛しい、三人の姉妹だよ。

すっげぇ可愛い、嫁に出したくない。

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