過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」智美「23だぞー！」【鶴賀】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」智美「23だぞー！」【鶴賀】

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266: ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2013/01/16(水) 01:22:44.84 ID:TsFVvSZ40
まだ病み度2なんだからそんな怖がらなくたっていいじゃないですか！
恋する女の子が恋人のために弁当を作ってきてくれたなんて、超可愛いじゃないですか！

京太郎「……ご馳走様」

桃子「美味しかったっすか？」

京太郎「ああ、美味しかったよ」

桃子「やたっ！」

桃子「じゃ、次回もがんばるっすね！」

京太郎「できれば、『THE・私』はもう勘弁してくれ」

桃子「えー……」

京太郎「健全男子高校生は肉とかが食べたいんだよ、昼に」

桃子「んー……考えとくっす！」

京太郎「できれば実行してくれ」

桃子「わかったっすよぅ……」

桃子「……さて、次は私の番っすね」

京太郎「……なぁ、嫌な予感しかしないんだが」

桃子「私にあーんをするのが嫌と！」

京太郎「……それは嬉しいけどさ」

桃子「じゃ、いいじゃないっすか！」

桃子「次こっちっすね、じゃん！」

もう片方の弁当を開く。

案の定、俺の顔だった。

京太郎「ひぃっ！？」

桃子「なんでそんなに驚くっすか！？」

京太郎「そんな完成度高くされたら驚くわ！」

桃子「ふふん、愛のなせる技っすね……」

桃子「ほら、京ちゃん」

京太郎「あ、ああ……」

箸を渡される。

……今から俺が俺の顔を潰さなきゃいけないのか。

桃子「あーん」

モモが口を大きく開けた。

準備万端だ。

後はこれを崩すだけ。

……。

…………いや、抵抗感あるよな、そりゃ。

桃子「……あーん」

不機嫌そうにもう一度モモは声を発した。

ああもう、わかった、わかったよ！

よし、いいか、目を背けろ、モモの顔だけ見ていろ、俺！

……うむ、可愛い！

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