過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」智美「23だぞー！」【鶴賀】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」智美「23だぞー！」【鶴賀】

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360: ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2013/01/16(水) 23:20:27.28 ID:TsFVvSZ40
京太郎「んー……」

京太郎「んにゃ、今日は帰るつもり」

桃子「……そうなんっすか？」

京太郎「や、まあ色々用事あるからな」

桃子「……ふーん」

京太郎「つーわけで、とりあえずゆみ先輩達に言ってくる」

桃子「一緒に行くっす！」

京太郎「……ああ、そりゃそうか」

京太郎「道、一緒なんだからな」

桃子「そうっすよ！」

京太郎「じゃ、行くか」

桃子「ん！」

………………。
…………。
……。

京太郎「すいません」

部室の扉を開いて、第一声。

京太郎「えっと……今日用事があるので、休ませてください」

ゆみ「ん……そうか」

智美「残念だけど、用事なら仕方ないなー」

佳織「まあ、四人いればなんとかなるし……ね？」

睦月「うむ……自分の用事を優先して」

京太郎「ありがとうございます」

もう一度頭を下げる。

まあ、流石に何も言わずに休むのもあれだしな。

桃子「はい！」

不意に、モモが手を上げる。

桃子「私も用事で休むっす！」

……一気にみんなの目が不審そうな目に変わる。

桃子「ちょっと、はずせない用事があるっす、だから！」

ゆみ「……」

ある人は呆れたように笑い、ある人は普通に納得する。

そりゃ、こんな風に腕組んだ状態で言ったら怪しまれるわな。

ゆみ「……わかった」

ゆみ「またな」

ゆみ先輩は呆れたように手を振った。

ほら、許可貰ったっす、とモモが腕を引く。

抵抗できず、そのまま引っ張られる。

……最後、扉が閉まる前。

苦笑する部員の姿が見えた。

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