過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」智美「23だぞー！」【鶴賀】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」智美「23だぞー！」【鶴賀】

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863: ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2013/01/24(木) 01:41:39.92 ID:2+THEUTc0
はやり「むむむ……」

その後、腕を組んで何か思案していた。

……遊び用具を取りにパラソルまで戻ればいいだけなのだが、はやりさんは考え続ける。

その頭を撫でてやりたい――が。

海という地形でやるべきことはそっちじゃないだろう。

目を閉じてむむむ、と未だ思案し続けるはやりさんに――

京太郎「それっ！」

――と、いきおいよく水をかけた。

はやり「きゃっ！」

京太郎「あははっ！」

はやり「むー……やったなぁっ！」

はやり「仕返し、えいっ！」

すると、怒ったはやりさんが同じように俺に水をかけてきた。

ぶるん、と胸がゆれる、超眼福！

京太郎「負けるかっ、てりゃっ！」

はやり「私だって負けないよ、えぇいっ！」

すげぇ、胸が本当に揺れてるよ！

父さん、母さん、生きててよかったよ、俺！

ああ、保存しないと、脳内メモリに！

もっと、じっと、じぃっと……

はやり「隙ありっ！」

京太郎「わ……っ！」

……なんて思って目を見開いていたら、水が入った。

ぐぬぬ……海水だから余計しみる……。

京太郎「う……ぐぅ……」

はやり「え、あ、あれ……？」

はやり「えっと、ごめん、大丈夫？」

ごしごし、手で眼をこするけど、すると余計に眼が開かなくなる。

はやり「わ、わ、え、えっと……ど、どうしよう？」

はやり「い、いたいのいたいのとんでけー☆」

京太郎「いや、痛いわけじゃないです」

京太郎「……ん、ちょっと待ってください」

はやり「……んー」

曖昧な返事だった。

さて、早く何とかしてまたはやりさんと遊ばないと。

ごしごし。

ごしごし。

……ん、そろそろなんとか――

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