過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」智美「23だぞー！」【鶴賀】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」智美「23だぞー！」【鶴賀】

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864: ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2013/01/24(木) 01:42:45.50 ID:2+THEUTc0
はやり「隙ありっ☆」

京太郎「うわぁっ！？」

突然肩を押されたかと思うと、体がいきなり回転した。

想像も予想もできっこない、なす術もなくそのまま倒される。

ばしゃん、と言う音がどこか遠くに聞こえた。

はやり「あはははっ、京太郎君おもしろ～いっ！」

外からそんな声が聞こえる。

まったく……悪戯っ子め。

ちゃんと仕返ししてやらなくちゃ……な？

京太郎「……」

はやり「あ、おっはよ～☆」

はやり「海の中は気持ちよく眠れた？」

京太郎「ええ、おかげさまで」

はやり「それはよかった、えへん☆」

はやりさんはその大きな胸を張る。

チャンス、と俺ははやりさんに向かって突進した。

海の中とはいえ、俺とはやりさんの距離は近い、避けられることもないはずだ。

はやり「えっ……」

京太郎「仕返しだっ！」

はやり「きゃぁっ！」

そのまま彼女の肩を思い切り押す。

なんとか踏ん張ろうと手をじたばたと動かすが、結局そのまま仰向けに倒れてしまった。

俺と同じように海の中に体が沈む。

京太郎「あははっ！」

さっきやられたように指をさす。

そのうち、ゆらりとはやりさんが起き上がった。

水も滴るいい女、とは言うが、滴りすぎると大量の髪が顔にかかり、一種のホラーとなる。

それが今の彼女である。

恋人であるはずのはやりさんに、少しだけ恐怖を感じた。

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