14: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2013/01/14(月) 04:05:53.95 ID:7t2/JvXu0
セシリア「ルシアン……大丈夫かしら?」
ネア「時間は掛かるだろうけど、きっと上手く行く。セシリア…ごめんね……」
セシリア「謝らないで、まだ私だって…何で私が…女王なんてっ…お母さん……」ポロッ
ネア「っ…セシリア…」
セシリア「ごめんなさい…ネアも辛いのに…」
ネア「ううん、大丈夫……薬が完成したらもう誰も悲しまずに済むわ」
セシリア「ええ…過去は変わらない。だから前を見なければ…」
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カレン「んっ…うぅっ」
カルア「カレン、大丈夫?」
カレン「姉さん…私……あ、あの子は?」
カルア「大丈夫だ、ルシアン殿が預かる様だからな」
カレン「そう…ルシアンさんが…」
カルア「だが、あの子は一体何者だ? エルフ・ドワーフ・獣人でもない…此の地に入れたのなら人間では無い筈なのに」
カレン「そうですね……あ、姉さん」
カルア「どうした?」
カレン「…私、明日ルシアンさんの所に行って来ます」
カルア「何故だ? まさか…」
カレン「ち、違うよ!! 謝りに行くの…」
カルア「しかしカレン、あの子と会って平静で居られるか?」
カレン「さっきは…上手く言えないけど、あの子が……あの場所全てを飲み込んでしまいそうな……そんな感じがしたの、そしたら身体が動いてた」
カルア「カレンの言う事は分からんでも無い。確かに異常な気だった、殺気などでは無く…異質の……」
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