533:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/21(木) 22:21:37.77 ID:/FZT2AlR0
ミルズ「セシリア……!?」
セシリア「…!! あくま……」
瞳には怯えが、表情からは恐怖が見て取れた。
兄がいる事、
父を助ける為に兄が力を使った事、
勿論、魔の者達などと呼ばれる存在だと言う事も……
セシリアは、『何も』知らない。
セシリア「お、お父さんからはなれて!!」
ルシアン「(……仕方ねえ、よな)」
ミルズ「……ッ!! セシリア、こ
ルシアン「オレは大丈夫だから……もう、行くよ」
姿を戻し、ルシアンは父に告げた。
ミルズ「ルシアン!! 待て!!」
こんな筈では無かった。
戦が終われば家族揃って暮らす筈だった。
戦は終わった。だがそれと共にほんの小さな、
そんな『当たり前』を過ごす事も、光の粒となり消えた。
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