過去ログ - ーー「そうだ、オレの名は…」
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9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/01/14(月) 03:53:20.32 ID:7t2/JvXu0

カルア「(何だあの目は…それに、何故あんな顔が出来る!?)」

セシリア「…………」

ーー「此処の掟なんて分からない、けどネアの罪が重いのは分かったよ…でも人を助ける為に行動した人が死ぬのは変だ…と、思う」

セシリア「それは貴方の主観・主張でしょう?」

ーー「そうだよ…だから、僕の主張が通らなくて……ネアを処刑するって言うなら」


ーー「僕はセシリアを殺すよ」


セシリア「……ッ!!」

カルア・ネア「……なっ!?」

唯一言、『殺す』と言う言葉に騎士達は戸惑い…誰一人動けずにいた。

たった一人の少年の言葉に呑まれ、皆は背筋に冷たい何かを感じていた。

だが、少年の『気』に当てられた一人の騎士が斬り掛かる。

カルア「や、止めろッ!! カレンッ!!」

その叫びはカレンと呼ばれた女性騎士には届かない…

そして、突き出された剣は少年の胸を貫いた。




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