過去ログ - まどか「絆が紡ぐ世界」 ほむら「さやか編」
1- 20
213: ◆oKSb2kbYWY[saga]
2013/03/03(日) 05:50:34.84 ID:7sfsz9YH0
ほむら視点

ほむら「ぐっ……」

私はどこかのビルの屋上に衝撃で飛ばされたようだ。

ほむら「はあはあ……」

流石に魔法少女ね。普通だったら、死んでるような衝撃なのに生きてる。

ほむら「とはいえ……ぐっ。多少は痛むわね」

何とか、立ち上がる。

ほむら「……」

立ち上がったとしても……私はあいつに勝てるの? 私が立ち上がるのに意味はあるの? このまま逃げたほうがいいんじゃないの?

ほむら「……愚問ね」

杏子『あんたなら……きっと、ワルプルギスの夜を倒せるさ。倒して、生き残って……私の墓にこのリボンでも置いてくれ』

杏子は私を信じてくれて、私に想いを託してくれた。ならば、私も杏子の言葉を信じる。

ほむら「……?」

まどか『……』

ほむら「まどか……」

背後に気配を感じ、振り返ると、まどかが立っていた。

まどか『ほむらちゃん……力を貸すね』

ほむら「まど……」

まどか『ギュッ』

まどかは私を優しく、抱きしめた。

ほむら「!?」

私は暖かさに包まれるのと同時に魔力が高まっていくのを感じる。

ほむら「……あなたは」

まどか『ほむらちゃん、頑張って』ティヒヒ

ほむら「……ありがと」

この魔力なら……あいつを倒せる。でも、あいつを倒すことは……まどかを見ることはもうできないということだ。

ほむら「……」

さやか「ほむら!」

ほむら「さやか……」

さやか「大丈夫?」

ほむら「ええ。むしろ、絶好調よ」

さやか「あはは。頼もしいね。この分だと、私の力はいらないかな?」

ほむら「?」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
228Res/177.14 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice