過去ログ - 京太郎「俺のサクセスストーリー」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/14(月) 20:04:42.96 ID:fW74j9Sz0
インターハイが終わった。
我らが清澄高校麻雀部は団体戦で優勝。個人戦でも咲と和が好成績を収めた。
それまで俺達に見せていた姿からは想像もつかないほど嬉し涙を流していた部長も引退し、
清澄高校麻雀部は新たに5人で活動を再開することとなる。

……ま、それで俺がどうこうなるわけじゃないだろうけどさ。

拗ねたようにそう呟いてみた。
その考えが大間違いであることを俺こと須賀京太郎が知るのは、わりとすぐ先のことである。


そんなある日の昼休み。
俺は携帯電話のアプリでコンピュータ相手に麻雀を打っている。
咲たちにはなんだか気恥ずかしくて言っていないが、それが麻雀部に入部して以来の俺の日課だ。
コンピュータ相手にメンタンピンを上がって小さくガッツポーズを取ったのを見計らったように、友人が話しかけてきた。

「よう、須賀」

おう。どうした?

「いやな、ここんとこよく、麻雀部について嫌な噂ばっか聞くもんでさ」

……は? ウチに?

「ああ。『男子部員は麻雀をする気なんてなくて、女子にセクハラしてる』とか」

んなっ!? 有り得ねえよ!

「わかってら。あと、逆に『女子部員が唯一の男子部員を奴隷扱いしてこき使ってる』とかな」

奴隷扱いって……ものは言いようってやつか?

「お前に限ってそんなことないとは思うけど、全国レベルの部活で女子5人に男子1人となればそういう噂とかも出てきて当然だろ」

そっか。そうだよな。気を付けないとな。
咲たちが変わらないもんだから深く考えたことはなかったけど、全国優勝した部に男子が1人だけ混じってるって結構スキャンダラスだよな。
……俺、今のまま麻雀部にいていいのかな?
芽生えた疑問に答えを出してくれる人などいるわけもなく、午後の授業の予鈴が鳴った。


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