過去ログ - N「旅に出ませんか?」
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22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/15(火) 01:57:39.28 ID:p5D5fGZG0
見にくかったり、行間を変えて欲しい場合は教えてください
規制などで止められなければ、今晩中に書き終えるつもりです


23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/15(火) 01:59:25.92 ID:0c1qLTTB0
今のままでも十分見やすいし良いと思うよ


24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/15(火) 02:02:53.15 ID:p5D5fGZG0
N(今となってはあの子たちの気持ちも少しは分かるようになった)

N(あの時の僕は何も見えちゃいなかった。あの子たちは僕を必要としてくれていた。それなのに僕は・・・)


以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/15(火) 02:04:38.15 ID:p5D5fGZG0
チサト「しばらくすると思ったより状態が良くなって、両親も前よりビクビクすることが少なくなった」

チサト「私はこの子とずっと遊んでたわ。外に出て友達を作りたかったけど、作ってもすぐにまた次の街に行かなきゃいけなかったから」

チサト「逃げ続けてもう3年が経とうとしていた。私たちはホウエンに4回目の長期滞在をしていて、遂にハジツケタウンという小さな村に住もうかという話になった」
以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/15(火) 02:08:10.05 ID:p5D5fGZG0
チサト「もしかしたら逃がしたあの子達ともう一度会えるかもしれない、そんな思いもあった。意地でもジョウトに戻りたかった」

チサト「でも、まだ父の事を追っている人がカントーやジョウトにいるかもしれなくて結局ダメだった。その時私はもう16歳。普通ならもう自分の将来について考えている頃」

チサト「でも私は全くそんなこと考えていなかった、考えれなかった。旅をしたい、早くここを抜け出したい、その気持ちがいつまでも抜けなかった。私はいつまでも子供のままだった」
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/15(火) 02:11:54.00 ID:p5D5fGZG0
チサト「全てが憎くて、めちゃくちゃにしてしまいたかった。でも、その空っぽの私の心を少しずつ埋めていってくれる存在、それがこの子だった」

ノコッチ「ZZZ」
レパルダス「zzz」

以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/15(火) 02:14:33.78 ID:p5D5fGZG0
チサト「もう20歳も超えてしまって、トレーナーとして一から旅をする年齢でもなくなってしまった。でも私はまだ夢を見ているの、色んな街や山や海をこの子と旅する夢を。」

チサト「今でも一応ポケモンを捕まえる練習をしているわ。でもやっぱり耳だけじゃ正確なポケモンの位置を確かめることすら難しい。
    
    一人で旅をするには、まだ私にはいろんなものが足りないの。ポケモンの心を知ることが出来たら良いのに、ってよく思うわ」
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/15(火) 02:16:44.87 ID:p5D5fGZG0
N(嘘だ、チサトさんは嘘をついている)

N(もし本当にそう思っているのなら、あなたはどうしてそんなに寂しそうな顔をしているんだ)

チサト「・・はい、ごめんね。私の話はここで終わり。聞いてくれてありがとう。」
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/15(火) 02:18:56.00 ID:p5D5fGZG0
N「彼・彼女らはトモダチを闘いの道具としてしか見ていない、トモダチが虐げられている・・・そう思ったからです」

チサト「なるほどね・・・でもここの人達はそんなことは決して思っていないよ」

N「そうです。全ては僕の思い違いでした」
以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/15(火) 02:21:25.32 ID:p5D5fGZG0
N「それに気づかせてくれたのは一人の少女でした。彼女は不思議な子だった」

N「彼女はどんな時でも純粋で、彼女と関わるトモダチも人も皆心から笑ってた。僕に対しても澄んだ水のような綺麗で輝く心でまっすぐに見つめてきました」

N「その子は、バトルが絆を強くするのだと言っていました。そしてそれを彼女のトモダチも望んでいた。あんなに強くて、そして温かい人とトモダチを僕は見たことがなかった」
以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/15(火) 02:23:50.39 ID:p5D5fGZG0
N「今僕はあちこちを回りながら今までの自分が行った罪の償いをしています。取り返すことのできない過ちなのは承知の上です」

N「この子にも随分と迷惑をかけた。自分の罪を償い終えたとき、この子ももう逃がすつもりです。そうして一人になってから、自分のこれからを考えていこうと思っています」

N「・・・すみません、喋りすぎました。僕は何を良く分からないことを」
以下略



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