過去ログ - オッレルス「安価でいちゃらぶ旅行…?」フィアンマ「…ん」
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10: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/01/15(火) 21:48:47.11 ID:weLRz/Dm0

元々世間知らずならぬ世界知らずのフィアンマよりは、オッレルスの方が様々な事に詳しい。
それは彼が彼女よりも年上だということも関係しているのかもしれないが。
そんな訳で、詳細についてはオッレルスが調べていた。

ちなみに、フィアンマは17歳、オッレルスは26歳である。

最初の旅行地を温泉旅館と定めただけであって、以降は決めていない。
交互に決めようという話になり、フィアンマは決定権をオッレルスに委ねた。
一体どれだけ長く世界を回るかどうか、戻って来るまでに少しでも仲が深まっていれば良い。
十字教徒として酷く曖昧な場所に立っているフィアンマはそれでも神に祈りつつ、荷物を詰めていく。
一般的な女の子より荷物が少ないのは、彼女に洒落っ気が少ないからだろう。
今までは『右方のフィアンマ』として、防御を兼ねた一張羅を着ていれば良かった。
修道服の下には原則下着を着けないものだし、少女の頃はいつもそうしていた。
未だに、下着を身につけるというのは慣れない。流石に下は穿くが。

フィアンマ「……」

ぺた。
自分の胸元に触り、フィアンマは沈黙する。
現在、彼女は伸びしろほぼゼロのBカップだった。
オッレルスの好みはわからない。聞いてみる勇気も無い。

フィアンマ「……」

シルビアのことを考えてみた。
彼女はなかなか胸が豊かな女性だ。
あくまで推定だが、Dはありそうな感じである。
ツーカップも上位。

フィアンマ「……、」

今の今まで、バストサイズというものについて悩んだことは無かった。
そして、同時にその事を悔いる。
幼少期に悩んでいれば、きっともう少し胸が大きくなる為の努力をした筈なのに、と。

フィアンマ「…問題あるまい」

Bカップがダメだというのなら、Bカップが好みだと思う人間にしてしまえば良いのだから。
そう自分に言い聞かせてみて。

フィアンマ「………」

やっぱりダメかもしれない。


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