過去ログ - オッレルス「安価でいちゃらぶ旅行…?」フィアンマ「…ん」
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14: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/01/15(火) 21:49:25.10 ID:weLRz/Dm0

計画を立ててから出発するまでに、あまり時間はかからなかった。
フィアンマは自らの幸運を悪用することで、莫大な富を得ることが出来る。
彼女が望めば、"偶々"札束が落ちていることもあるのだから。
なので、期間は定めず、とりあえずポンと旅館側にお金を渡してから考えたのである。
移動手段は飛行機なども考えたものの、テロなどの恐れを危惧し、移動魔術でやって来た。

オッレルス「…どうしたんだ。借りてきた猫みたいに」

フィアンマ「…こうした状況に違和感が生じているだけだ」

フィアンマが移動するということは、大概問題の解決の為だった。
暴力によって解決出来るということは、要するに物騒な出来事だ。
なので、こうして何処かへ移動して、そこが戦場でないことに違和感が生じるのも仕方のないことだ。
ましてや、交渉を行うなどの修羅場染みたことでもない訳で。

まごまごしていても埒があかないので、入館。
金を多量に積んだ事が功を奏したのか、何の詮索も無く入ることが出来た。
この旅館で一番か二番目に良い部屋なのだろう、結構な広さがあった。
部屋に備え付けの風呂があり、和室が三つ。
クローゼットと思われる場所は、荷物及び上着収納場所のようだ。
場所の役割を把握した後、座標から魔術的意味を算出しながら、フィアンマは荷物を片付ける。
オッレルスも適当に片付けながら、内装に何となく視線を向けた。

フィアンマ「…セオリー通りでいけば、入浴か。…どうする?」

オッレルス「>>16



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