過去ログ - オッレルス「安価でいちゃらぶ旅行…?」フィアンマ「…ん」
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21: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/01/16(水) 12:49:58.59 ID:y9VlGV4I0

オッレルス「…活動的過ぎた、かな…よく遠くまで遊びに行って叱られたよ」

でも、毎日遊んでた。

回想しているのか、彼はどこかぼんやりとした様子で言う。
ほんの少しの羨ましさが湧き、フィアンマは薄く笑む。
自分とはほぼ正反対に位置する彼は、自分の幼少期ともやはりほぼ正反対のようだ。
幼少期に彼と出会っていれば、或いは自分も外に出たかもしれない。

オッレルス「…君は?」

フィアンマ「俺様は、…脚が弱かったからな。いつも室内に居たよ」

御蔭で今も身体は強くない、と小さく笑って、フィアンマは自分の両脚を見やる。
細い。ともすれば、頼りない。少なくとも、運動的なイメージはゼロだ。

フィアンマ「……、」

しばらく黙っていると、きゅるる、という音がした。
発生源は、彼女のお腹だった。
要するに、気づかずしてお腹が空いていたのである。

フィアンマ「…今のは無かったことにしろ」

オッレルス「わかった」

言いながらも、オッレルスは小さく笑っている。
笑われても腹が立たないのは、やはり惚れた弱みというものか。
ちなみに、彼の笑顔は嘲笑の類のものではなく、可愛いなあという愛玩の意味合いである。

オッレルス「先に食事にしよう。時間も時間だ」

時計を見やれば、現在時刻六時。
ちょっと待っていれば、ご飯が運ばれてきそうな時間である。



旅館の御飯というだけあって、ご馳走もご馳走だった。
豊富なメニューである。何が売りなのかよくわからないが。





提供された食事メニュー(複数可)>>22-24


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