過去ログ - 勇者「この世界を救う価値があるのか……?」
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/01/16(水) 08:49:56.74 ID:D714+SWZo

「――――――――――――」

「黒騎士は黙っててください」

「否――、脳内に直接話しかけるのは止めろ」

「きゃはは! やっぱおもしろいよねくろちん」

何も話していないのは、四天王最後の一人。
”無言の黒騎士”と呼ばれる人物だ。
黒騎士と言ってもキチンとした黒い騎士が居るという訳ではない。

魔女の横っちょに黒塗の両手剣が
畳に突き刺さっているのだが――それが黒騎士だ。
自分一人では何もできないが、ひとたび誰かが持てば、
使い手を瞬く間に支配し、瞬殺の剣技を披露する。
その実力は使い手のスペックが高ければ、勇者にも匹敵し得うるほどだ。

しかし一人では何もできないと言う決定的な弱点があるため、
絡め手を得意とする魔女との相性上、四天王のナンバー2に収まっているのが現状である。

なお、他人の脳内に直接話しかけることができ、
けっこう気さく――というか、馬鹿話ばかりするので
性格的には四天王でも1,2を争うほど駄目な奴でもある。


その後方で――非常に気まずそうに佇んでいる
シスターの服装とメイド服をごちゃまぜにしたような服装をしている
紫髪の少女こそ魔王の幼馴染にして
勇者の最後のパーティー、僧侶メイドである。

萌え要素をごちゃまぜにしたようなその外見。
人形のような薄幸感を感じさせる整った容姿。
着やせしているため、決して自己主張していないものの
注視すれば確かにそこにある胸の脂肪分。

「コホンっ、み、皆さん。しずかにしましょう。ね? ね?」


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