過去ログ - 遊び人「画期的な戦闘方を考える」
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/14(木) 10:20:09.25 ID:VoT9/Y9H0
「構わないが」
「では、まず一つ、伯爵様は綺麗な装飾品や、宝石を集めるのがご趣味とお聴きしましてねぇ」
少しだけですが、旦那様が眉を顰めました、それを見て、彼は「おっと、誤解なさらないでくださいよ、別に悪趣味だの成金などとか思っちゃいませんので」と言います
…正直に言います、その発言はどうかと思います
「ああ、気にしていないから、続けたまえ」
「ゴホン、それでは、[青い宝石]を御存知ありませんかねぇ、スライムより一回り大きな物なんですが」
手を広げて、おどけたように話す自称遊び人さん
それは、かなり大きい……というよりも原石か何かなのでわ?
「すまないが、心当たりがない」
「えぇ!?本当ですかねぇ?」
「本当だ」
「本当ですかねぇ?」
「本当だ」
「本当に本当ですかねぇ?」
「…本当だ」
ふぅ、と一息、ため息とも何とも言えない息を吐き、「では次の質問」と彼は続けます
「その指輪とブレスレットはどこでお買い上げになったもので?」
「王国の知人からいただい品でね、しかし、何故そのような事を訊くのかね?」
「いや、何、旅の宝石商という職業柄、そのデザインとあしらわれた宝石に興味が湧きましてなぁ、差し支えなければ入手ルートを教えたていただきたいのですよ」
今、宝石商って言った、やっぱりこの人は宝石商だ
「ふむ、君はこの街に長期滞在する予定かね?もしそうなら、手紙で販売元を確認するが」
「わーお!!そいつぁありがたい、…でも俺は長く滞在しない予定なんですよねぇ」
今更ですが、この人はもう少し敬語で話す事ができないのでしょうか?
「ではでは、最後の質問です」
「最近、この街で頻繁に起こる事件、ありゃあ、本当に[ごうけつ熊]の仕業ですかねぇ?」
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