30:1[saga]
2013/01/25(金) 23:23:12.14 ID:e4drO3yf0
―私とインキュベーターは巴マミに導かれて、彼女のマンションへと向かっていた―
マミ「(この反応は……!)」
ほむら「どうしたの? 急に立ち止まったりして……」
マミ「暁美さん。ちょっと悪いんだけど……、先に私の家の前まで行って待ってて貰えるかしら?
場所は、多分キュゥべえに聞けば分かるはずだから」
ほむら「私は別に構わないけど……、何かあったの?」
マミ「ちょっと一仕事、片付けてくるわね!」
ほむら「ああ、ちょっと!」
―そして巴マミは、そのままどこかに向かって走り去っていった―
ほむら「……キュゥべえ」
キュゥべえ「何だい? 暁美ほむら」
ほむら「巴マミが何をしに行ったのか、心辺りはある?」
キュゥべえ「おそらく、魔女退治に行ったんじゃないかな?」
ほむら「それなら、私も一緒に―」
キュゥべえ「彼女は自分の力を使ってかなり遠くへ行っているだろうから、追いかけるのは難しいんじゃないかな?
君の得意としている魔法が、長距離移動に適したものだとしたら話は別だけどね。
まぁ、もしそうだったとしても、おそらく彼女は反対すると思うよ。
君が魔女と戦うのを出来る限り避けさせたいだろうからね」
ほむら「それは……、グリーフシードの取り分が減るから?」
キュゥべえ「それはおそらく違うんじゃないかな。そもそも、彼女には必要ないだろうし」
ほむら「一体、どういうこと?」
キュゥべえ「それは、彼女が戻って来てから直接聞くといい」
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