42:1[saga]
2013/02/03(日) 00:28:44.41 ID:YU/u/0uo0
学校の屋上
さやか「まどかはさ。昨日のこと、どう思う?」
まどか「昨日のって、あのお化けみたいなのとか、巨人さんのこと?」
さやか「うん。正直あたしは、まだ夢なんじゃないかと―」
まどか「!」
さやか「(転校生……)」
まどか「(ほむらちゃん……)」
さやか「昨日の続きかよ」
ほむら「いいえ、そのつもりはないわ」
さやか「じゃあ、一体何の用さ?」
ほむら「巴マミから頼まれた伝言を、あなた達に伝えにきただけよ」
まどか「マミさんに?」
ほむら「ええ」
さやか「それで、内容は?」
ほむら「あなた達を家に招待したいそうよ。昨日のことについて説明するつもりだとか」
さやか「それには、あんたも来るの?」
ほむら「いえ、私は別に用事があるから、同席するつもりはないわ」
さやか「なら、喜んで行くよ」
ほむら「そう。それじゃあ、放課後に校門の前で待っていて」
まどか「あの、ほむらちゃん」
ほむら「何かしら?」
まどか「ほむらちゃんは、マミさんと仲良くなったの?」
ほむら「仲良くというほどではないけれど、昨日二人で話をした結果、これから協力していくことを約束したわ」
さやか「ふん、一体どうやって取り入ったんだか」
ほむら「別に何もしてないわ。……それより、昨日の話は覚えてる?」
まどか「うん……」
ほむら「ならいいわ。私の忠告が無駄にならないよう、祈ってる」
まどか「ほむらちゃん。
あの……、あなたはどんな願いごとをして魔法少女になったの?」
ほむら「……」
まどか「あっ……」
さやか「感じ悪い奴……」
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