44:1[saga]
2013/02/03(日) 00:43:40.44 ID:YU/u/0uo0
さやか「それよりマミさん、魔女って何なの? 魔法少女とは違うの?」
マミ「魔女というのはね、呪いから産まれた、恐るべき存在のこと。
魔女は絶望をまき散らして、不安や猜疑心、過剰な怒りや憎しみといった災いの種をこの世界にもたらしている。
それにね、理由のはっきりしない自殺や殺人事件は、かなりの確率で魔女の呪いが原因なのよ。
形のない悪意となって、人間を内側から蝕んでゆくの」
さやか「そんなヤバい奴らがいるのに、どうして誰も気付かないの?」
マミ「魔女はね、常に結界の奥に隠れ潜んで、決して人前には姿を現さないの。
ちなみに結界というのはね、昨日あなた達が迷い込んだ迷路のようなところのことよ。
だから、あなた達は結構危ないところだったのよ?
あれに飲み込まれた人間は、普通は生きて帰れないから……」
まどか「……」
マミ「怖がらせちゃったかしら? ごめんなさいね。
でも、大事なことだから我慢してね」
まどか「はい、大丈夫です……」
さやか「それじゃあ、昨日私達を襲ってきたのが魔女ってことかな?」
マミ「いえ、あなた達を襲ったのはおそらく使い魔だと思うわ」
まどか「使い魔?」
マミ「魔女の手下みたいなものね」
さやか「あれで手下なの?
それじゃあ、親玉の魔女は……」
マミ「ええ、とても恐ろしい存在よ」
まどか「マミさんは、そんな怖いものと戦っているんですか」
マミ「そう、命懸けでね」
まどか・さやか「……」
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