46:1[saga]
2013/02/03(日) 01:03:33.13 ID:YU/u/0uo0
さやか「契約って?」
マミ「キュゥべえは、彼自身が選んだ女の子達に願い事を何でも一つ叶えてあげると約束し、その代わりに魔法少女になって、魔女と戦ってもらうという内容で契約を結んでいるの」
まどか「そうなんですか……。
でも、ほむらちゃんも魔法少女なんですよね。
それなのに、どうしてキュゥべえにあんな酷いことをしていたのかな?」
マミ「もしかしたら、新しい魔法少女が産まれることを阻止しようとしていたのかもしれないわ」
まどか「どうしてですか? 魔法少女の仲間が増えるのは、いいことだと思うんだけど……」
さやか「そうだよ。同じ敵と戦っているなら、仲間は多い方がいいんじゃないの?」
マミ「それが、そうでもないの。むしろ競争になることの方が多いのよね」
まどか「そんな……、どうして」
マミ「魔女を倒せば、それなりの見返りがあるの」
マミ「だから、時と場合によっては手柄の取り合いになって、ぶつかることもあるのよね」
さやか「つまりあいつは、キュゥべえがまどかに声掛けるって最初から目星を付けてて、それで朝からあんなに絡んできたってわけ?」
マミ「その可能性も否定は出来ないわ。
でも、私にはどうもそれ以外の事情で彼女が動いているように思えるの」
さやか「どんな事情が?」
マミ「そうね……。
……二人とも、ここからの話は、誰にも言わないって約束出来る?」
まどか「は、はい!」
マミ「美樹さんは?」
さやか「もちろん、あたしも今日聞いたことを誰かに話したりするつもりはないです」
マミ「それじゃあ言うわね。
実はね、魔女は……」
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