6:1[saga]
2013/01/18(金) 23:55:27.45 ID:s20pcqFh0
―そして私達は、元々いたはずの場所に戻っていました―
さやか「あれ、どうなってるの……?
さっきの、夢じゃないよね?」
まどか「う、うん。だって、私も確かに見てたもん」
マミ「あなた達、大丈夫?」
さやか「は、はい!」
―いつの間にか、そこには私達と同じ制服を着た女の人がいました―
まどか「あの、あなたは……?」
マミ「私は巴マミ。あなた達と同じ、見滝原中の三年生。
そして、その……、魔法少女よ」
まどか・さやか「魔法少女?」
マミ「そういえば、あなた達のお名前を教えてくれるかしら?」
さやか「ええっと、あたしは美樹さやかで、こっちは……」
まどか「鹿目まどかです」
マミ「美樹さんに、鹿目さんね。二人とも、二年生?」
さやか「は、はい……。それでマミさん、魔法少女って―」
マミ「あら、キュゥべえを助けてくれたのね」
その子は……、私の知り合いなの」
まどか「あの、私呼ばれたんです。頭の中に直接この子の声が……」
マミ「ふぅん……、なるほどね。
そうだわ。その子をちょっと私の方へ貸して貰えるかしら?」
まどか「あっ、はい……」
―マミさんがその子に向かって手をかざすと、怪我が全く無くなっていました―
さやか「わぁー、凄い……!」
キュゥべえ「ううーん」
マミ「お目覚めかしら……、キュゥべえさん?」
キュゥべえ「巴マミ、一体君は―」
マミ「二人とも、怖い目にあって疲れちゃったでしょう?
今日はもう帰った方がいいんじゃない?」
まどか「で、でも……」
マミ「詳しい事情は、明日、私の家で話してあげます。だから、今日は二人とも帰った方がいいわ」
さやか「……分かりました、マミさん。
まどか、今日は帰ろう?」
まどか「えっ、さやかちゃん?」
さやか「それじゃあ、マミさん。さようなら……」
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